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第3回 商品・サービス開発とバージョンアップ
2006年8月18日更新
ネットショップで商品が売れるために重要なことは、「売れる商品がある」ということです。売る側にとって売れて当然と言い切れる自信が必要です。また、製造直売であれ仕入れ販売であれ、いずれの場合も消費者の動向や嗜好を研究し、継続的に商品開発ないし仕入れ調達を行い適時にマーケットに出すことです。
また、モノづくり製造業で2次加工メーカーや、システム開発などの個別受注タイプであっても、その会社が保有する得意分野における技術力と生産能力が、時代のニーズに合っていることが重要です。
私はコンサルタントとして、日々いろいろなクライアントの相談にのっていますが、一番困るのが、売れる商品やサービスが見当たらない場合です。たとえば青汁という商品があります。数年前までブームでした。しかし今ではブームは去り現在も飲み続けている人は、既に買い先(ブランド)が決ってしまっています。今から青汁を販売するためのネットショップを立ち上げようとしても結果は目に見えています。
ペットボトルのお茶の業界では、伊藤園、キリンビバレッジ、コカコーラなどがマーケットを研究し、ダイエット嗜好や成人病対策向け、味にこだわる人向けに季節季節に次々と商品を開発投入しています。彼らは「美味しいお茶」から「健康」をキーワードに、お茶という身近な商材を研究し新たにマーケットを創造しています。
永平寺御用達の米五の味噌さん(http://www.misoya.com/)は、170年もの歴史のある会社ですが、「限定予約極味」、「2年熟成ほまれ」などの超高級味噌の開発と、味噌アイスや味噌パンなどの付加商品開発を常に行っています。企業が永く存続するには、商品開発に対する旺盛な研究心が必要なのですね。
さて、売れる商材の開発または仕入れるためには、下記のステップを踏むことになります。
1)商品企画
商品コンセプトをどうするか。いろいろなアイディアを出します。
2)市場調査
商品企画したものと類似の商品が既に市場に出ていないか調査します。
3)商品開発または仕入れルートの開拓
商品開発は試行錯誤の連続でしょうが、妥協せずに行いたいものです。
4)ネーミングの決定
商品をブランド化するためにも、ネーミングは重要です。既に商標登録されていないかも調べてください。
5)価格設定 (後号で、詳しく説明します)
価格設定にあたっては、十分に利益の出る価格にして下さい。
6)試作、サンプル作成
まずは、お客様に試していただけるよう、小容量のサンプルを用意します。
7)パッケージングの決定
ネーミングと同じでパッケージングも重要です。商材にあわせたデザインを選んでください。
8)販促チラシ、カタログ印刷
商品のこだわり、仕様、素材などを紙媒体に表現します。
9)商品販売目標とスケジュール決定
年間の販売予測と販促スケジュールを立てます。
10)販売組織作り
小売直販なのか卸併売なのか。また、実店舗とネットショップでの販売など各組織と連携して販促に当たる場合の、組織連携を考慮した体制を作ります。
11)製造プロセスの検討
製造プロセスをドキュメント化し、生産の効率化の検討を行います。
12)品質保証「○年間品質保証」や、賞味期限など
同業他社の類似商品などを参考に決定します。
13)アフタフォロー体制
商材によってはアフタフォローが購買を決める重要な要素になりますので、慎重に決めてください。
著者プロフィール

| 名前 | 田嶋 節和tajima@surfboard.co.jp ※著者に直接問い合わせをする際は、お名前、会社名、サイトURLなどを明記してください。 |
|---|---|
| 肩書 | 株式会社サーフボード 代表取締役 Webマスタースクール 校長 |
| サイト | http://www.surfboard.jp/ http://www.surfboard.jp/tajima/ http://www.wmsj.jp/ http://blog.surfboard.co.jp/cn/ |
| 略歴 | 東洋大学工学部卒。コンピュータ会社を経て、1996年4月にサーフボードを創業。株式会社サーフボード代表取締役。モバイル端末向けASP開発の株式会社プログラミングファスト役員。福井商工会議所をはじめとする各種団体の情報化専門委員および、各種団体で「ブロードバンド時代のネット戦略」「Webビジネスで価値(勝ち)組になろう」などの講演多数。 |
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