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HOME > コラム EC強化クリニック > 「Webコンサルタントによる検索キーワードの選び方」

コラム EC強化クリニック
Webコンサルタントによる検索キーワードの選び方
権 成俊株式会社ゴンウェブコンサルティング 代表取締役
第7回:キーワード有効度調査の実践@

2006年10月27日更新

 

 前回のコラムでは、弊社で行っている「キーワード有効度調査」についてお話させていただきました。キーワード有効度調査とは、単なるキーワード選択の手法ではなく、検索エンジンを通したネット環境調査の手法です。これを行うことで、SEOのための最適なキーワードの選択もできますし、またSEOを軸にしたマーケティング(SEM)の視点で、ビジネスの規模や可能性を調査することもできます。これから数回にわたってこのキーワード有効度調査の具体的な手順をご説明させていただきます。

 弊社で行っている「キーワード有効度調査」は少々複雑ですので、簡略化した「キーワード有効度調査」の方法を解説します。

 まず、エクセルファイルにて、図1のような表を作成します。

   <図1.キーワード有効度調査表(簡略版)>

 この表を『キーワード有効度調査表』と呼びます。この表がすべての元になります。
 表ができましたら実際に表を埋めていきましょう。

【step.1】サイト関連キーワードのリストアップ

 サイトの集客数を向上させ購買率を高めるには、見込み客が多く訪問者のニーズを捉えたキーワードで上位表示させることが必要です。そのため、まずはターゲットと成りうるキーワードのリストアップを行います。

 該当サイトが食品販売やアクセサリー販売等、どういったカテゴリーに分類されるサイトなのか、どういった商品サービスを扱っているサイトなのか改めて見直し、サイトから連想されるキーワードや検索結果で上位表示させたいキーワードをリストアップして、『キーワード1』欄に記入していきます。2語検索のキーワードの場合は、『キーワード1』欄と『キーワード2』欄に分けて記入してください。3語検索の可能性もありますが、ほとんどのサイトにとっては2語検索までで重要なキーワードは網羅できると考えています。必要に応じて『キーワード3』欄を追加してください。

 キーワードのリストアップは通常はユーザーの立場に立って検索シーンを創造することで行っていきますが、それ以外にもリストアップのヒントとなる方法があります。

1)対象となるサイトを分析してキーワードをリストアップする
2)競合他社サイトからキーワードをリストアップする
3)対象サイトのアクセスログからこれまでの誘導実績キーワードをリストアップする
4)キーワードアドバイスツールから関連キーワードをリストアップする

Yahoo登録の代行や、Yahooからのアクセス対策をサービスとして行っているサイトを例にとって考えてみましょう。(http://www.yahoolisting.jp/

1)対象となるサイトを分析してキーワードをリストアップする

 対象サイトの内容を読み返して、自分たちが行っているサービスをユーザーが探そうとするとき、どんなキーワードを入力するのか仮説を立てて、キーワードをリストアップしていきます。
 Yahoo登録の代行やYahooからのアクセス対策をサービスとして提供しているサイトならば、サービス内容である『Yahoo登録』や『Yahoo登録 代行』、『アクセス対策』といったキーワードが、対策キーワードとして考えられます。

2)競合他社サイトからキーワードをリストアップする

 次に同じようなサービスを行っている競合他社のサイトを観察し、そのサイトがどんなキーワードで対策をしているか分析し、リストアップしていきます。
 他社サイトがどんなキーワードで対策を行っているかを判断する基準は、「タイトル」「meta keywords」「h1タグ」などです。これらの項目に記載されたキーワードは、検索エンジンで上位に表示されやすくなります。そのため意図的に対策をしているサイトの場合、対策キーワードを各項目に記載しているので、判断することができます。またページ内で記載数の多いキーワードも上位に表示されやすくなるので、同じキーワードが繰り返し記載されているようならば、そのキーワードで対策していると考えられます。
 競合サイトを調べてみたところ、「タイトル」や「meta keywords」に『検索エンジン対策』と記載されていました。このキーワードで対策しているようです。今回例に挙げたサイトの対策キーワードにも使えそうですので、リストアップします。

3)対象サイトのアクセスログからこれまでの誘導実績キーワードをリストアップする

 サイトのアクセスログを確認し、実際に今までユーザーが何というキーワードでサイトを訪問していたのかを調べます。ユーザーの考えが反映されたキーワードを見つけられるので、非常に効果的です。

 アクセスログを確認すると、『sem』や『seo』というキーワードでアクセスされたことが分かりました。これもリストに追加します。

     <アクセスログ>

4)キーワードアドバイスツールから関連キーワードをリストアップする

 今回例に出したサイトは、Yahooに関するサービスを行っているので、『Yahoo』というキーワードを含んだ2語検索キーワードが、対策キーワードとして考えられます。そこで『Yahoo』というキーワードを含んだ2語検索キーワードを調べる方法として、キーワードアドバイスツールの活用があります。

 キーワードアドバイスツールに『Yahoo』と入力すると、『Yahoo』というキーワードと一緒に、『Yahoo』というキーワードを含んだ2語検索の検索数も表示されます。その中には、『Yahoo seo』や『Yahoo seo対策』といったキーワードも含まれています。このキーワードも対策に使えそうですので、リストに追加します。
    <キーワードアドバイスツール>


以上の作業を繰り返して、キーワードのリストアップを行っていきます。


    <図2.キーワード記入例>

 今後の作業は、ここでリストアップしたキーワードの集客効果を調査し、最も集客効果の高いキーワードを選び、上位表示させるための対策を行っていきます。そのため、この段階でできる限り多くのキーワードをリストアップすることが重要になります。 (通常弊社では、1サイトあたり200〜500程度のキーワード・キーワードセットをリストアップし、集客効果の調査を行っております。)

 次回からはリストアップしたキーワードを実際に分析してみましょう。

著者プロフィール

名前 権 成俊(ごん なるとし、左)info@gonweb.co.jp
※著者に直接問い合わせをする際は、お名前、会社名、サイトURLなどを明記してください。
肩書 株式会社ゴンウェブコンサルティング 代表取締役
名前 李 泰成(り やすなり)
肩書 同社 SEMチームリーダー
サイト http://www.gonweb.co.jp/
執筆中コラム 利益を生む!検索連動型広告とSEOのバランス運用戦略
略歴 ソフトバンクにてEC支援の経験を経て2002年独立。
コンサルティングと実践的SEMを得意とする。
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