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2008年2月22日更新
まずは商品を紹介する要素をつくる
Webサイトをつくるにあたり、プロではないみなさんがどうやって全体の構成を考えてをつくっていけばいいのか。何から手をつければいいのか。
いきなり、壁にぶつかる瞬間ですね。まだなぁんにも手をつけていないのに、はやくもこの時点であきらめてしまう人も多いのです。でもちょっと待って。最初からプロがつくった大企業のサイトのような、カッコイイものをつくりたいと思っていませんか。あれらは、大金をはたいて多くのプロたちが集結してつくっているのです。この講座は、自分の頭と手で始めようとしているあなたを応援しています。まあ、まずは自分の分を知り、できることからはじめましょう!
全体像をどうするかが見えない場合は、無理に全体をつくらないことです。
まずは個々に紹介したい商品(あなたのWebサイトで販売したい商品)をいくつか選んで、ひとつずつ紹介する方法を考えることからはじめます。やがて、「気付いたらどんどんできていた」ということにつながります。
商品をWebサイトで紹介するにあたって最低限必要な要素は以下です。
1. 商品のキャッチコピー
2. 商品を紹介する本文
3. 商品の写真のキャプション(説明文)
4. 商品の料金、サイズなどのデータ
5. 商品の写真
さあ、これにしたがって具体的に商品紹介をする要素をつくっていきましょう。この段階ではデザインのことはまだ考えません。まず、文章と写真をつくります。
仮に、商品を「女性向きのトレンチコート」とします。
まず、1のキャッチコピーをつくります。はい、その商品についてキャッチコピーを50本はつくりましょう!
げっ、ごじゅっぽーん?!と思われた人、今までひとつもつくったことがないですね。びびらないでください。キャッチコピーの50本ぐらい、慣れれば30分程度でできあがります。
キャッチコピーは50本以上、できるだけたくさんつくってみる!
いいキャッチコピーをつくるには、量です、量。とにかく量をつくります。どうすれば量ができるのか。カンタンです。まずは商品の特徴を箇条書きで書き出してください。この段階ではまだ、商品のオリジナリティを意識しなくていいし、コピーとして洗練されていなくてもいい。ダサいままでいいのです。商品を目の前に置いて眺めながら、目に見えること、感じることを書きはじめましょう。キャッチコピーとは言えないような、「説明文の箇条書き」でOKです。
たとえば…
●薄手で春向き
●光沢があって春らしい色合い
●全身裏地あり
●20代半ばから40代まで幅広い世代に着てもらえる
●手元にもリボンがついているのがアクセント
●デザインはかわいいのに、ポケットが多くてメンズライクな実用性
●ひざ上のショート丈
●なんと言っても安い!5000円!びっくり価格!
●うちのオリジナルブランドから、この春のいち押しアイテム
●カラーバリエはピンク、イエロー、ベージュの3色展開
……はい、これでもう、10の説明文ができあがります。そして、次には他の商品との相性(着まわしや組み合わせの可能性)を考えながら、書いてみます。
●同系色で柄スカートが合う
●デニムとなら何色ジーンズでも合いそう
●パンツとシューズをセットで買っても10000円以内
……どんどんキャッチコピーを考えるアタマが活動してくるはずです。
箇条書きのあとは、個々のコピーを洗練させていきます。ことばを磨く作業です。
たとえば、「薄手で春向き」+「なんと言っても安い!びっくり価格!」→「安かわトレンチで春仕度!」と、個々の要素をくっつけたり掛け合わせたり引いたりして、女性誌のようなキャッチコピーにアレンジしていきます。
第7回「いちばんの教材は売れている雑誌(4)―雑誌の文章を書き写して表現を学ぼう」で詳説したことを思い出してください。売れている女性誌を研究して、キャッチコピーの表現、今の最新キーワードを真似するのです。
キャッチコピーをつくるにはなぜ量が必要なのでしょうか。つくり方にコツはあるのでしょうか。良いキャッチコピーとは?!……次回以降に続きます。